張り子の虎の生存報告

このブログは、私、本名イニシャル「O.Y.」の、血のつながりのある人や、親しいがなかなか会えない友人、昔とてもお世話になった方など、極限られた人(トータル10人くらい?)向けへの生存報告です。特に、海外に行くときなどは、必ず更新していこうと思います。(私は公式のSNSなどでは、自分が何処にいるかはなるべくボカしたいということなどもあり…)  このブログが長期間更新されないような時は。。。察していただけると幸いです。合掌。

「命友(めいゆう)」。。。やや重い文脈ですが。

記事書くの三か月ぶり、くらいですか、自分は50歳になりました。

で、さて、

先日、知人がガンで逝きました。

まだ50代半ばの女性で、旦那さんと20代の娘さんと息子さんがいました。

肺ガンがわかってから、あっという間でした。

本当に、あまりにも、あっという間でした。

本人、タバコは吸ってたかどうかわかりませんが、決してそこまで不健康な生活をしていたはずはなく、真っ当で幸せなご家庭の、肝っ玉母さん的な印象でした。

・・・この人のことをきちんと書くと、長くなるし、そして、いろいろ重いので、ここまでとして。

相当ショックでした。近所の神社に回復祈願していたのですが、神様に不信感抱きそうな感じで、しばらく神社にお参りしてない。

実のところ、数年前に、同じく50代の女性の知人が、やはりガンで亡くなられました。

その時も、もちろん、ショックでした。

全く全然、皆が皆、平均寿命まで生きれるはずなく。高校時代の同窓生も、もう、知っているだけで10人近く亡くなっています。情報が入ってこないだけで、実際はもっと多いでしょう。

このブログのタイトルは「~生存報告」となってますが、本当に、冗談でなく、これが一年とか途切れたら、もう私の最期となってるかもしれません。

もちろん、死は致し方ないことですが、

ただ、どうしても、頭をよぎる、既に50年生きてきて、この先、なんのために、誰のために生きるのか。

「なんのため」は置いといて、独身かつ、元母含め、家族全員とほぼ縁が切れたっぽい自分は、ふと、「自分も50代で旅立つならそれでもいいか」とも思えてしまう。

コロナ禍の中で、著名人の自殺が何度もニュースになりましたが、お笑いトリオ「ダチョウ倶楽部」の上島竜兵さんが、奥さんをおいて旅立ってしまったことについて、「家族は抑止力にならないのだろうか」と、疑問に思ったりもしました。

奥さん子供いる親しい友人にそのことを話すと、「家族は距離が近すぎるんですよ、自分も、家族に迷惑をかけたくない、とか思っちゃって死を選んじゃう気持ちはわかる気がします」

と。

だから、その友人的には、俺との友人関係が、命の絆になってるというようなことを言ってくれて、「じゃあ、俺も君のために生きるよ」みたいなことを言ったら、友人は、「思い付きの言葉ですが、命友(めいゆう)ですね」と。

命をつなぐ友人関係。うむ。

冗談抜きで、高齢化社会孤独死が多くなっている現代に合った、新たな概念となりうるかもしれない。

俺は、まだまだ、生きたい。しっかり、燃え尽きるために。

そのためにも、友人を、命友を大事にして、感謝していかねば。

やや重いですが、これも生存報告、書いておこうと思いました。